社会全体にも影響する倫理崩壊の進行により、倫理的モラル・ハザード(仮称)が蔓延している

■「倫理的モラル・ハザード(仮称)」の蔓延

  「「もしも世界が100人の村ならば」との邂逅 - 気ままな戯言」の詩に込められた素晴らしい精神と比較して、現在の社会情勢を俯瞰するならば、各種のハラスメント行為の増加は既に日常茶飯事で、親が子供に対して育児放棄したり(ネグレクト)、逆に子供が親を殺したり、道路を塞いで車を停止したり、勝手に物を置いたり、私有地や歩道への無断駐車・駐輪、違法駐車・駐輪、等々例を挙げれば切りもなく果てしもないほど、社会的なモラルの低下が大規模な社会現象化し、倫理的モラル・ハザード(仮称)を引き起こしていると考えています。


 注:引用元Wikipedia記述が規定する利用方法に反していますが、日教組を始めとした左翼勢力の手によって破壊された道徳教育により、モラルの低下が大規模な社会現象化した現状を、道徳観や倫理観の破壊された現状を規定する意味合いから「倫理的モラル・ハザード(仮称)」と呼称して使用する事が適切だと考えています。(巷でも有名な、バイオ・ハザードなどと同様に、多くの方に直感的に伝わると思っています)

 もし、この「倫理的モラル・ハザード(仮称)」を「インモラル・ハザード」とか「アンモラル・ハザード」とか呼び変えた場合、欧米の事情とは違って日本では、未成年者向けなどには特に不適切な内容とされる「SEX」に関連した、いわゆるエロ系サイトやエロ系動画及び、大人向けのエロ系商品やエロ系小説などで多用される言葉でもあるため、敢えてこの用語を仮称として使用しています。

 また、引用元Wikipedia記事にもある通り、「国立国語研究所の第二回外来語言い換え提案」でも引用・提案されている事実なども考慮して、明確に「倫理的」という接頭語を追加して、広く国民一般に心理的な抵抗なく受入れられる言葉(=一般的な両親や教師などが、子供及び学生に聞かせても気にならない言葉、会社や公の場でも遠慮せず使える言葉)と考えています。
 例えば、「ソーシャル・モラル・ハザード」の方が、語感的にも意味的にもより適切だよ?、とかご意見・ご感想を頂戴できたら、私はとても感謝すると思います。
 先日のブロク(推敲中)にも書きましたが日教組を中心とした左翼が行った悪事の中でも、ノブレス・オブリージュの精神を含む「日本の道徳教育」を、主に日教組を中心に左翼の手で破壊した事が、今日のモラル低下をもたらした最大原因である、 と言い切っても決して過言ではないと考えています。正に、破壊した後の事(社会に及ぼす影響)は何も考えていない、愚か極まりない極左階級闘争であるし、 あまつさえ倫理観を失わせる事で善悪の価値基準を国民から奪った後は、(推測ですが)左翼が操り易い愚民政策も兼ねて「一石二鳥」だとほくそ笑んでいるやも知れません。

 また、村山政権で当時の文部省:中教審日教組が参加して実現させた「ゆとり教育」の弊害により、大幅な学力低下に加えて倫理観念の大幅な低下=モラル及び判断力のない国民の増加を招いた事などにより、日教組を中心とした左翼勢力による少数の頑固な反論にも関わらず「脱ゆとり教育」へと文部科学省の方針が変更された事も含めて、日教組は授業妨害を行うばかりで日本国家の将来に役立たない政治的な圧力団体とも言える側面が実証されつつあると感じています。
(正に、左翼の本質は破壊する事であり、破壊した後のビジョンが無い!、という点での好例とも言えるでしょう)

 上記の日教組が仕掛けた「ゆとり教育」及び左翼組織の「心の教育はいらない市民会議」などの諸団体によってもたらされた道徳教育の欠如により、倫理観の崩壊によって社会的なモラルが乱れ「倫理的モラル・ハザード」と表現が必要なほどの社会状況の混乱に至り、心理的な利己主義者(同Wikipedia記載の「倫理的利己主義」や、「個人主義」とは全く別物、いわゆる金の亡者みたいなニュアンスが適切でしょうか?)が増加していると考えています。

 上記の考え方。において典拠とした資料は、学研教育創業研究所公開記事の「「教育基本法」改正(案)で教育はどう変わる?|学研教育総合研究所」や、文科省の公開資料「教育基本法について:文部科学省」、「wikipedia:ゆとり教育」「wikipedia:ゆとり世代」、また左翼シンパと見られる「http://anond.hatelabo.jp/20081003222608」記事などによる恣意的な誘導などは、中教審日教組メンバーが加入した時点からスタートした、左翼にとって都合の悪い事実などが全く隠蔽されているようです。(「中国の『ゆとり教育』が酷過ぎ!もはや学級崩壊を超え学園天国 | 秒刊SUNDAY」や「中国でも『いじめ動画』アップし炎上!少女の裸も強要 | 秒刊SUNDAY」のように、左翼天国の中国だって「ゆとり教育の弊害」で社会的なモラルが低下している模様)

 その他にも、第二次大戦(太平洋戦争)の歴史的な事実を、左翼にとって都合の良い事実だけを元に、事実を改ざんして唱えるアジテーションにも関わらず、元ネタの知恵袋にもある通り(全てが高貴であった等とは言いませんが)実際に元大名の貴族(華族)や皇室の方も負傷及び戦死されておられます
 このような事実の改ざんだけでなく、元ブント派(有名な極左武闘集団である赤軍派の母体)の方が「左翼の本質は破壊する事で、破壊した後のビジョンは無い」及び「菅氏や仙谷氏は中途半端だったから、いつまでも左翼の尻尾を断ち切れない」とまで、元武闘系極左勢力であった同氏が言い切っておられます。

 犯罪の増加だけでなく、日常生活における迷惑行為の増加(違 法駐車、違法駐輪、ゴミの投げ捨て・放置、違法な産業廃棄物投棄、行列への割り込み、電車への駆け込み乗車、お年寄りや幼児及び障がい者を含めた弱者に対 する労りの欠如、周囲の迷惑を省みずに公共の場所で騒ぐ躾が欠如した子供や若者の増加、等)、例を挙げれば限もなく果てしもないほど日常生活における社会 モラルも低下し、日常生活で迷惑行為を受けた方が強く感じる「正直者がバカを見る」と言う事実などにより、本来は倫理的な方まで巻き込んで「迷惑行為を行なっても良いと思い始める」事で、更に社会モラルの低下に拍車を掛けてしまうのではないでしょうか?

  また、有意な僧職の方々や篤志家の方々及び一部の有意な団体・会社などが、幾ら「一日一善」「思いやりの心」「優しさの復活」「子供を躾けよう」など と真摯に呼び掛け、一部では社会貢献に対して寄与する活動を懸命に行なってさえも、倫理観が崩壊して社会モラルの低下した現状=日本的な用法で「倫理的モラル・ハザード(仮称)」の蔓延は防ぐには至っていません。

(絶望的な状況の中で、社会的なモラルの改善・向上に向けてご努力頂いている、関係各氏・各団体・会社等の皆様には、心の底からエールをお送り致したいと思っています)